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配布用の簡易製本を受け取ってみる。

とうとう届いたのだ。配布用の簡易製本分。勢いに乗って都合50冊も作ってしまったが、配りきれるかどうかは多少不安である。なんだか自分のポエム集を自費出版で発行した人ってこういう気分なのかなぁと想像してみるのだ。

結局、論文製本には結局3業者さんと付き合ったわけだが、各々の業者さんの対応は異なる。ということで自分なりのレビューを書いてみようかと思うのだ。どなたかの参考にでもなれば幸いだ。ちなみに、他の人は私とは違った印象を持たれるかもしれないが、ここに書いてあるのは、あくまでも私が自腹を切って製本をお願いしたときに感じたことであること、そしてこれを読んで実際にお付き合いした人と感想が異なったとしても何も責任を負えないことをあらかじめお断りしておきたい。

  • ヤマザキ製本 :1回目の正式な製本分(黒くて硬いほう)を依頼した。とにかく早い(中一日で完成)。一冊6,000円とちょっと高価であるが、紐しおり、和紙はさみこみ、丸背表紙がデフォルト(他の製本屋は別料金であることが多い)。コピー・印刷はやってくれないので、自分で原稿を必要部数だけ印刷して持ち込み(あるいは郵送)する必要がある。配布用の簡易製本もやっていないようだ。なお建物の前にちょっとした駐車スペースがあるので〆切ぎりぎりの緊急時に大量の原稿を持ち込むときには便利である。
  • 日本文書:2回目の黒くて硬い製本をお願いした(ミスが見つかった後の差し替え分)。メールによるPDF入稿が可能で、印刷出力→製本したものも宅配便で届けてくれるので便利。最安値ではないが十分競争力のある価格設定で、冊数が増えれば単価が減るというようになっているので、多めに製本する向きには最適。製本結果は良い。特別料金を払えば特急で製本もやってもらえるようだ。ちなみに、営業さんとのメールでのやりとりは感じが良かった(納品後にメールによるアンケート依頼があって、カスタマーサービスに力を入れているのが判る)。個人的にはここを推します。
  • 石川製本:簡易製本をお願いした。ここもメールによるPDF入稿ができ、印刷出力→製本したものを宅配してくれる。しかも印刷・製本前に仕上がり見本を送ってもらって確認できるので安心感がある。価格も安いのだが、対応してくれた営業さんがほとんどメールに返事を寄こさないので、実際に納品されるまで不安な時間を過ごした。そういう意味では正直お勧めできない(担当さんの問題かも知れないが)。

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武蔵野在住の不惑研究者の備忘録。 息子と娘に嫌われないことを目標に日々過しています。

ちなみに登場人物はほとんど匿名ですが、 「御主人様(仮名)」とは私の妻で「愚息(仮名)」は息子のことです。

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