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December 9, 2007

水族館に行ってみる。

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品川のアクアスタジアムで撮影したノコギリエイ

忙しい毎日の中で家族と一緒にほっとする貴重な瞬間。
年末年始は休みが取れなさそうなのだ。

December 8, 2007

水草を食う犯人探しをしてみる。

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ごらんのとおり、ハイグロフィラ・ポリスペルマが穴だらけなのだ。見苦しいことこの上ない。


どうみてもお腹パンパンのお前(オトシンクルス)が怪しいなぁ。

December 6, 2007

石巻貝を失ってみる。

石巻貝が一匹、ヒータの近くにひっくり返ったままの状態でいるのを発見。水槽の前面ガラスの中央に置いておいたが、翌日も同じ格好でいたので死亡したと判断して取り出した。先日購入した翌日もひっくり返って起き上がれないで居たのを下向きに置き直してやったぐらいだったので、この固体は相当弱っていたのだろう。残念だがしかたがない。もう一匹のほうは縦横無尽に水槽内のガラス面を駆け巡り、斑点状の緑苔を食べているようだ。

December 4, 2007

液体カリ肥料を自作してみる。

といっても、私は錬金術師でもなんでもないので無からカリを自分で作りだしたりするわけではない。ただ単にホームセンターで販売している園芸向けの硫酸カリ肥料を水に溶かすだけの話。(完全に受け売りであるが)魚の居る水槽では、水草が必要とする三大肥料養分のうち、窒素と燐は魚に給餌する形で水槽内に入ることになるが、カリ成分は補給されず欠乏することが多いらしい。ということで水草を増やすためにはカリ成分だけを効率的に添加するのが良いとされているようだ。

作り方は至って簡単。こちらのページにある分量に基づいて7gの硫酸カリを500mlの精製水に溶かした。私が購入した硫酸カリは50%のカリ成分が保証されているようだが、カリ以外はもろもろの不純物を含んでいるらしく、水に溶かすと白く濁っってしまい見た目が良くない。カリ成分がすべて水に溶けていると仮定すれば、この白濁成分を除去しても影響はないと判断し、コーヒーフィルタを用いて漉し取った。
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容器はこれまた100円ショップで販売しているシャンプー用の容器を流用。事前に、ひとプッシュでどれぐらいの分量になるのかを確認しておくために、水を入れてがしがしプッシュして測定した。80プッシュでちょうど100mlになったので、ひとプッシュ1.25ml程度か。

我ながら「自作」というにはおこがましいにも程があると思うが、少量の炭酸カリを水に溶かして小奇麗な容器に詰めただけのものが2000円もの値札をつけて売りつけるような行為がこの業界では横行しているようなので、貧乏アクアリストとしてはなるべくコスト削減のためにはちょっとの努力も惜しむことはできない。結局、硫酸カリ500gが300円弱、精製水が80円、容器が105円。硫酸カリは一回7gなので、あと70回ぐらいは水のコストだけで作ることができる計算になる。

December 2, 2007

水槽の現状

ということで現状をまとめてみよう。現在水槽内で生活している生体は

カーディナルテトラ:13匹(2匹10/14導入、5匹11/11導入、6匹12/1導入)
ドワーフグラミー:ペアの2匹(10/14導入)
ナノストムス・ベックフォルディ:2匹(12/1導入)
ドワーフボーシャ:2匹(10/14導入)
オトシンネグロ:2匹(10/14導入)
オトシンクルス:3匹(11/18導入)
ヤマトヌマエビ:5匹(2匹9/29導入、2匹11/21導入)
石巻貝:2匹(11/21導入)

である。少々過密気味な気もするが、アンモニアと亜硝酸は共に検出されず。毎週1/3の水をプロホースを用いて換えているが、pHは弱アルカリ性(おそらく水道水に起因する)。水槽内の環境はあらかた調子が良いようだ。どれも小さな魚種で人工餌(テトラプランクトンとコリドラスタブレットのみ)をやっているためか、問題になるほどの個体数ではないのかもしれない。どれもこれも丈夫な種類の魚ばかりとはいえ、10/14に導入した魚をはじめとしてほとんどの生体が元気に生活しているのが嬉しい。今まで死滅させてしまったのはカーディナルテトラ8匹(導入時の水合せ失敗と白点治療失敗)、ブラックモーリー2匹(両方とも挟まり事故)、ヤマトヌマエビ7匹(1匹水合せ失敗、6匹脱走)。ドワーフボーシャは給餌時に食べている様子がないのだが(餌が底に沈む前にすべて食われてしまう)、餌のおこぼれや糞などを食べているのか、1ヶ月半も生き残っている。しかしこんな状況ではいつ餓死してもおかしくないので、そろそろ真剣に給餌する方法を考えなければなるまい。我が家の冷蔵庫に冷凍の餌を入れるのは御主人様(仮名)に禁止されているため、フリーズドライのものに頼るか。

一方、水草は、11/11に導入したバリスネリアとハイグロフィラががんがんに伸びている。微量ながらも発酵式でCO2を添加しているためか、ハイグロフィラが展開している水中葉はどれも大きく育っている。バリスネリアはいつの間にか水槽の高さを大幅に超え、水面に覆いかぶさるようにして揺れている。水槽立ち上げの最初からの(文字通り)古株であるアマゾンソードは植え替えしたせいか、いじけて全然新芽が出てこない(が枯れる気配もないので、今懸命に底床内に根を張っているのだろう)。アヌビアスナナに変化はほぼ見られず。成長の遅い水草らしいのでこんなものなのだろう。同じく11/11に導入したミクロソリウムは薇のような新芽をどんどん出してきて成長中。新芽の葉先は半透明なので判りやすい。9/29から着生するべく流木に巻きつけておいた南米ウィローモスは、水質が安定するまでの変化に適応できずに流木の上部のものはほぼ全部茶色く変色して枯れてしまった(見苦しいので除去)。しかし、アヌビアスナナを着生している流木にくくりつけた分は上手く着生したようで、新芽がどんどん伸びてきている(密生させるためにそろそろトリミングする必要があるだろう)。先日導入したハムリックはまだ日も浅いので今後どうなるかは判らない。肥料としては、水草を植える前にテトライニシャルスティックを底床にピンセットで埋め込んだ。

コケについては、あれだけあった茶苔はほぼ姿を消し、1ヶ月ほど前はガラス面から見える底床が目に見えて茶色かったのがだんだん解消されつつある。ガラス面にはうっすらと緑の斑点状のコケがついているが、前面はテデトール(三角定規を用いて自分で擦り落とす)を導入、それ以外はそれほど目立たないのでオトシンと貝の非常食として放置している。バリスネリアは古い葉に黒い毛状のコケが付着している(黒髭ののように硬くはない)ので気づくたびにトリミングを行っている。以前大量にのたくっていたミズミミズも(単に魚に食べられているのかもしれないが)見ることもなくなり、明らかに水の調子がよくなってきた様子。小さな浮遊物はあるが、明らかに水自体の透明度があがっている。ちなみに生体が少なかったころはぴゅんぴゅんと水の中を移動しているミジンコも見かけたが、給餌量を減らしているためかすべて魚に食べられてしまったようだ。ちなみに水槽に近づいても特に臭いはしない。水面に鼻を近づけてようやく湿った土のような臭いがする程度だ。

この調子でうまく維持していきたいと切に願うのだ。

December 1, 2007

またまた魚を導入してみる。

カーディナルテトラの数が7匹と中途半端なのが気になるのである。ちょうどトロピランド小平店でカーディナルテトラ(Lサイズ)の安売り(一匹84円)をしているということで、買いに行くことにしたのだ。ついでに流木つきのミクロソリウムウェンディローブとナノストマス・ベックフォルディも2匹貰って帰った。
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水合せ終了後の水槽投入直前。

ちなみに、新規の魚を導入するときは、水合せ容器から100円ショップで購入したサラダ用のザルつきのボウルに一旦あけ、ザルごと魚を掬って放り込むようにしている。こうするれば店の水をほとんど導入先の水槽に入れることがなく、余計な病気を持ち込まないで済むであろうという配慮である。もっともこの方法をとっても魚にすでに取り付いている病原体を避けることはできないが、それは購入するときに気をつければよいのだと考えている(目に見えないものについてはどうしようもないが)。

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明らかにオスのベックフォルディ。薄く色づいた赤いラインが美しい。

もう水槽に追加できる個体数はほぼ打ち止めだと考えているのだ。

武蔵野在住の不惑研究者の備忘録。 息子と娘に嫌われないことを目標に日々過しています。

ちなみに登場人物はほとんど匿名ですが、 「御主人様(仮名)」とは私の妻で「愚息(仮名)」は息子のことです。

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