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July 30, 2009

沖縄に来てみる。

沖縄に来ているのだ。某国立R大学で講義することをF先生から招待され、喜び勇んでお引き受けさせて頂いた。このハシタナイといっても過言でない南の島への憧れ、どうにかならないものか。

5時起きで8時前の羽田発の飛行機に搭乗。前日は2時の就寝だったから、睡眠時間3時間である。めったに国内線に乗らないため、勝手が分からない。国際線のほうが一般的に厳しいということぐらいしか分かっていないため、保安チェックではノートPCも液体物も鞄から出してX線を通したのだ。実際に登場してみると夏休みを南国で過ごす家族連れ、手をつないだまま離さないカポー(couple)など、実に腹立たしい限りだが、実は講義は1時間半だけであるから残りの時間は沖縄を満喫することに全力を尽くすつもりである。
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飛行機からみた辺戸岬。

着陸後にドアオープンと同時にむっとする熱気が流れ込んできた。往路の747-400の19Aというところは実はドアの前であるから、いの一番で降機。するとF先生が出迎えてくださり、エアコンのがんがんに効いたBMW X3(これもカッコいい車だ)で移動開始。お昼は沖縄そば屋でソーキ定食をご馳走になる。ソーキは沖縄風スペアリブだが、これが実に美味しい。

講義は午後1時からで、時間通りに終了。
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後はF先生に我侭を言って「美ら海水族館」まで運転して頂き、ギネス級の水槽「黒潮の海」を堪能。
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ちなみに、この水槽は上から見ることもでき、その巨大さを実感することができる。巨大なジンベイザメが足の真下を通過するのを見るのもよい。

夕食は東シナ海に沈む夕日を見ながらBusena Terraceという高級リゾートホテルのバッフェで食事した(もちろん自腹です)。
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後で地図を見て気づいたのだが、美ら海水族館まで那覇から100km近くある。何とも本当に我侭な奴である。F先生本当にありがとうございました。

July 25, 2009

ガンダムをみる。

すごいすごいすごいすごいのだ。

今年も「ウクレレ合宿」と称したバーベキュー大会でお台場潮風公園に来ている。潮風公園といったらガンダムである。モロにガンダムストライクな世代としては1/1スケールのガンダムを見ないわけには行かない。定期的に霧を噴射し、頭がいろいろな方向を向くというパフォーマンスもあり、周りは出店だらけで一端の観光名所となっている。普段はこの手のイベントは冷めた目で見ていることの多い私であるが、愚息(仮名)と一緒に限定のガンプラ(会場限定HG RX-78-2ガンダム)も購入し(ひとつずつ)大満足。
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しかし、このガンダムを見て思い出したものがある。昨年スウェーデンから来日したK教授と一緒に見に行った鎌倉の大仏である。大きい像を四方八方から眺め、その大きさに驚嘆し、写真を撮る。やっている行為はまったく同じである。鎌倉の大仏の建立の由来は不明だそうだが、奈良の大仏は社会不安を取り除くことを祈って建てられたという。今回のガンダムも「東京都が緑あふれる都市再生と魅力あふれるまちづくり目指す」ということで、口実をつけて大きな像を立てるという意味では似たようなものだ。しかしこのスケール感、一見の価値ありだ。

汗まみれのバーベキュー大会の後は大江戸温泉夢物語で汗を流すと同時に足マッサージでリラックス。極楽極楽。

July 20, 2009

ガレットを作ってみる。

前回の出張もそうであったが、ブルターニュ地方に出張するときには必ず地元料理のガレットを食べるコトにしている。他に特に美味しい料理が無いという訳ではないのだが、単純に好きなのだ。家族ともそのIMG_1910s.JPG
そば粉を入手して作ってみたのだ。クレープと違う主なところは、


  • 生地を作ってから一晩寝かせなければならないこと
  • 生地に塩を入れること
  • 片側しか焼かないこと
  • 焼きあがったら四角に生地を追って包むこと
チーズ、卵、ハムを入れれば、スタンダードなgalette complèteになる。写真の卵は半熟というよりはほぼ生であるが、フォークで割って黄身を広げながら食べるのもなかなか美味しい。仕込みの手間は多少かかるが簡単にできるので、休日の朝飯にはぴったりなのだ。

July 19, 2009

近所の祭りに出かけてみる。

やはり日本の祭り風景というものはほっとするものなのだ。
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といってもサンバ祭りだったりするが。

July 10, 2009

ようやく帰国してみる。

週末にジュネーブに移動、その後はいつもどおり朝から晩まで忙しい1週間。木曜の夜にはその忙しさからも開放され、金曜日は比較的心安静にいられた。待ちに待った帰国日である。
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ジュネーブからフランクフルトまでの飛行機はいつもどおり遅れて出発した。フランクフルト空港での乗り継ぎは1時間弱であるから、これまたいつもどおり護衛されて成田までのレグ便に載せられるのだろうなと予想していたが、いつの間にかLufthanzaのターミナルが変わっていて移動距離が増えたためか護送も専用バスに載せられてである。こんな扱いもとっとと帰国するために乗り継ぎの極端に短い便を選んでいるからであるから自業自得。それよりもこんなに手厚く扱ってくれることに感謝である。

July 3, 2009

モンパルナスの街中でネット接続してみる。

ホテルに篭って仕事をしていても、昼過ぎには部屋の清掃にやってくるため部屋を空けておいたほうがよいのだ。ということで昼前から宿を取っているMontparnasseの周りをぶらぶらしてみることにした。ここ数日は本当に暑かったが、今日はそこそこの気温で過ごしやすい(でも暑いが)。

結局はモンパルナス(Montparnasse)のスターバックス(Starbucks)に入って仕事をしているのだが、このチェーンはメニューがどこに言っても同じであること、そして必ずWiFiがあるということで愛用している。注文ついでに、WiFiは?と店員に訊くと「うちのWiFiうまく繋がらないんだけど、となりのカフェのアクセスポイントなら大丈夫。IDとパスワードは…」などと言って教えてもらえた。言われたとおりにすると問題なくつながって快適そのものなのだが…天下のスタバがそれで良いのか?

その後はエッフェル塔までモンパルナスからぶらぶらと川に向けて坂を下った。昼になるとやはり暑いが、日陰を選んで歩けば問題ない。近づいてみるとエッフェル塔の下にはものすごい数の人達であふれ、皆エレベーターを待っている様子。登るのは諦めた。

西柱から見上げたエッフェル塔ですが、クリックすると大きな画像が見られます。
DMC-LX3は明るいレンズを採用しているのが身上であるが、絞ると等倍でも鑑賞に堪えられるはっきりとした画像になる。広角側が24mmと広いので、広角フェチとしてはかなり満足である。

July 1, 2009

昼食をとりにパリをぶらぶらしてみる。

今回の出張では2つの会合の間に3営業日あいてしまった。日本に帰るには短すぎるし、つぶすにしても中途半端な時間である。幸いにもパリ在住の実妹がいるため、何だかんだ言って便利ではあるのだが。だが彼女も平日は仕事をしているし、自分も次会合までに済ませなければならない仕事があるため、WiFiが使えるホテルに篭って仕事をする羽目となる。今日は昼飯は妹の職場の近くのレバノン料理屋で一緒に食事をすることとなった。

写真は我が家のゴルフVと同じブルーグラファイトパールエフェクト(Blue Graphite Pearl Effect)の車を見かけたので写真を撮ってみた。フランスにしては珍しく洗車してあるし、昼下がりの直射日光が当たって、その塗装色らしい良い色が出ている。P1000194s.jpg
実は日本ではゴルフVIにこの色の設定のないようなのだが、こちらでは見かけることができた(がなぜかピンボケ写真なので掲載しません)。

ちなみに小さな豆知識。この写真の背景に「ひとし」などという日本料理屋が写っているが、この手の安易な名前の日本食屋は大抵日本人の経営ではなく、韓国人、中国人やフィリピン人であることがほとんどである。この店の場合、炭火焼肉と書いてあるから、韓国人の経営であろう。パリで正統派日本食が食べたいのであれば、Le Comité d'Evaluation de la Cuisine Japonaiseを参考に。って私は和食は基本的に日本でしか食べませんが。

武蔵野在住の不惑研究者の備忘録。 息子と娘に嫌われないことを目標に日々過しています。

ちなみに登場人物はほとんど匿名ですが、 「御主人様(仮名)」とは私の妻で「愚息(仮名)」は息子のことです。

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