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October 31, 2009

ラリーを観戦してみる。

週末を挟む長期の会合の場合、1日は必ず気分転換のために遠出することにしているのだ。

今回は会合の総合議長のNさんのお誘いでヴァレーラリー(Rallye Valais)を観戦することにした。1週間ずっと飲み続けたタミフルのおかげか熱があがることもなく息子からの感染はなんとか乗り切ったようだ。ということでジュネーブから150kmぐらい離れたアルプス山中のラリーを観戦に行ったのだ。
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最初はMartignyのパルクフェルメに寄り、雰囲気を味わった後(リタイヤした車以外はすべて出払っていた)に、Sion市内のスーパーSSを観戦。そして、最後はアルプスの中腹にあるLoyeという小さな町でSS15を観た。幸運なことにSSのすぐそばに車が停められたので長距離を歩く必要もなかった。
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一応このヴァレーラリーはヨーロッパ選手権に組み入れられている国際ラリーイベントのようだが、ダウンサイジングのおかげか車の数も、観衆の数も、車の大きさもすべてにおいて小さい。車もシトロエンのC2やClioが多く、日本が誇るインプレッサやランサーは少ない(前日までにリタイヤしたという話もあるが)。とはいえ、細い道を爆音を鳴り響かせタイヤを鳴らしながら走る姿は迫力がある。手を伸ばせば届くような至近距離を走っていくのを観るのは実に興奮する。

July 1, 2009

昼食をとりにパリをぶらぶらしてみる。

今回の出張では2つの会合の間に3営業日あいてしまった。日本に帰るには短すぎるし、つぶすにしても中途半端な時間である。幸いにもパリ在住の実妹がいるため、何だかんだ言って便利ではあるのだが。だが彼女も平日は仕事をしているし、自分も次会合までに済ませなければならない仕事があるため、WiFiが使えるホテルに篭って仕事をする羽目となる。今日は昼飯は妹の職場の近くのレバノン料理屋で一緒に食事をすることとなった。

写真は我が家のゴルフVと同じブルーグラファイトパールエフェクト(Blue Graphite Pearl Effect)の車を見かけたので写真を撮ってみた。フランスにしては珍しく洗車してあるし、昼下がりの直射日光が当たって、その塗装色らしい良い色が出ている。P1000194s.jpg
実は日本ではゴルフVIにこの色の設定のないようなのだが、こちらでは見かけることができた(がなぜかピンボケ写真なので掲載しません)。

ちなみに小さな豆知識。この写真の背景に「ひとし」などという日本料理屋が写っているが、この手の安易な名前の日本食屋は大抵日本人の経営ではなく、韓国人、中国人やフィリピン人であることがほとんどである。この店の場合、炭火焼肉と書いてあるから、韓国人の経営であろう。パリで正統派日本食が食べたいのであれば、Le Comité d'Evaluation de la Cuisine Japonaiseを参考に。って私は和食は基本的に日本でしか食べませんが。

June 24, 2009

カーナビをアップグレードしてみる。(2)

先日送ったナビ(カロッツェリアAVIC-HRZ08)のHDDが戻ってきたのだ。
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こちらから発送してから一週間弱といったところか。取り外したのと同じ手順で元に戻すと、本体のアップデートが開始された。
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ほどなくして再起動した。起動画面が以前とちょっとちがう。後音声ガイドのお姉さんの声が少々お年を召した感じ。
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June 21, 2009

ストップランプを交換してみる。

車検から戻ってきたゴルフVを運転していると、インパネに見慣れぬ警告灯が点いた。ランプの中にビックリ(!)マーク。どこかのランプが切れたらしい。ということで家に着いてからすべてのランプをチェックした。右側のストップランプ(ブレーキランプ)が切れていた。またディーラーに持っていくのも嫌だし、こういうのは自分で直すのが好きなのだが、いかんせんHaynesのマニュアルが無いため、どうやってテールランプをはずすのか皆目見当もつかない。とGoogle先生に聞いてみるコトにすると、意外とDIYで交換している人が多い様子。以下は自分のための作業メモ。

まずトランクのテールランプ付近のカーペット材をめくると、下のような風景になる(右側が進行方向後ろ、)。
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緑の矢印は電源ハーネスなので、マイナスドライバーでPushと書かれた方向に押せば簡単にスポンと取れる。赤い矢印は13mmのナットなので、めがねレンチで回す。あまり締め付けトルクがかかっていないので、私は有り合わせのスパナで回した。
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電源ハーネスとナットをはずすとテールランプユニットをごっそり取り外すことができる。
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Yハットで購入した12V21Wの電球。皮脂などが着くと割れやすくなるので、直に手で触れないように注意。
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ちょうどランプユニットを上から見下ろした状態である。左側がフィラメントの焼けたストップランプ。焼けたせいで黒ずんでいるのが目視できる。真ん中はウィンカーランプ、右側がポジションランプ。ストップランプを交換するのは家の電球を交換するのとほぼ同じ工程であるが、直に手で触れないようにすることだけは注意する。

はずしたのと逆の手順でテールランプユニット戻す。なお、電源ハーネスを戻すのは結構力を入れて奥まで押し込む必要がある。上手くいくと「ぱちん」と言ってロックがかかる。あと、湿気た状態で作業するとランプ内が結露する可能性があるので、雨の日の作業は避けたほうが良いと思われる(が、不良整備で減点されるのも癪なので、梅雨のしとしと雨が降る中作業しました)。

June 17, 2009

カーナビをアップグレードしてみる。(1)

我が家のゴルフには購入当時に装着したカーナビ(カロッツェリアAVIC-HRZ08)があるのだが、車検と同時にアップグレードすることにしたのだ。最近できた近所の大通りが載っていなかったり、不備が目立つようになってきたので調度良い。

といっても廉価なHDDナビ(高級グレードと違ってPCに接続したりできない)、アップグレードとなるとメーカーに送付して内容を書き換えてもらう必要がある。パイオニアの場合は、webで送付用のパッケージを申し込むことができる。ユーザが自分で取り外したHDDをそのパッケージに入れて着払いで送付すると、メーカー側でアップグレードを行い、ユーザに送り戻す。ユーザは受け取り時に代金を払い、また自分で装着するという寸法だ。非常に簡単である。
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HDDなしだとラジオ・TVしか鑑賞できないため不便なのだが、遠出さえしなければそもそもナビは必要ないため構わない。アップグレード後が楽しみである。

June 15, 2009

代車で出かけてみる。

我が家のゴルフも今年購入後初めての車検である。

所要で休みを取って相模原まで出かける必要があったのだが、いつもの勝手知りたるゴルフVではなく、ゴルフIVである。乗って感じたことは、「せまい・やすっぽい・くさい」。旧型故狭いのは仕方がないし、臭いのは10年選手であるエアコンのせいだろうが、「安っぽい」のは意外だった。ゴルフVも内装がプラスチックであるため決して高級には見えないのだが、こちらのゴルフIVは爪が当たるところから目に見える傷がついてしまい、内装が傷だらけであった。扉も軽く、「ばこん」と閉まる。

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などと言いつつ車検のためにディーラーに車を持っていったときに試乗したゴルフVIは一層高級に様変わりしていて、自分の車が「安っぽく」見えてしまったのにはがっかりしてたりして。型落ち車の宿命なのだ。

March 16, 2009

速度違反を食らってみる。

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前回の出張時にジュネーブ市内をレンタカーで走ったのだが、50km制限のところを61kmで走ったということで、罰金の支払命令がやってきたのだ。日本であれば見逃してもらえる程度であるが、精巧で正確な時計産業を生業としているスイスとしては、こんな速度オーバーも許せないらしい。非常に腹が立つが、払わないコトによって入国拒否でもされたらそれこそ仕事に差し障るため、泣く泣く払うコトにした。この手の書類は万国共通であるので(スウェーデンでも駐車禁止で罰金を払っている)、フランス語が判らない私でも大体何が書いてあるかは予想がつくのだが、振込先を特定するのだけは辞書の手を借りる必要があった。罰金そのものは120スイスフラン。

海外送金はかなりの手数料を取られるため、大きな出費となってしまった。

むきーっ。

September 28, 2008

MiToをMiTeみる.

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ジュネーブ空港駅のコンコースど真ん中に展示してあったAlfaRomeo MiToFiatグランデプントとシャーシは共通とのことだが,全然小さく見える.そのサイズのせいかアルファにしてはあまりプレミアム感が薄いのが気になる.日本では「アルファ」というブランドにはにプレミアム感を当然求められるだろうから,果たして日本で売れるかどうか.

ちなみに敢えてこの車を取り上げたのは,オヤジギャグが言いたかったからだけです.

February 1, 2008

プジョー308を見かけてみる。

フランスから帰国して1週間後にジュネーブ。結構厳しい出張予定であるが、これで一つ仕事が一段落する。

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ということで、ジュネーブの定宿の近くで見かけたプジョー308。隣の207と見分けがつきにくい。最近のプジョーの3xxと2xxシリーズはデザインコンセプトが一緒でオーナーあるいはフランス車好きでもなければ見分けがつきにくいのも確かだ。前から見るだけなら、フォグランプの位置が一番判り易い差だろう。

以前もこのディーラーの写真を載せたときもメタリックグレーの207と307が並んでいたような。色が同じだからもっと見分けがつきにくいのだが、これはワザとやっているに違いない。

March 27, 2007

207でスイスを走ってみる。

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週末の一日だけできた空き日(土曜も仕事でした)。特にプランもなくレンタカーを借りてレマン湖の周りを1周することに。道路から見える田園風景はまるで北海道のようだ(いいや、北海道がこちらに似ているのです)。

ミネラルウォーターで有名なエヴィアン(フランス領)は車を停めるところが見つからなくて観光は諦め、結局湖の南側では一切どこにも立ち寄らなかったのだ。最初にまともに止まったのはシオン城で、その次に昼食を摂るためにモントルーに。最後にローザンヌでお茶。

レンタカーは日本で発売がアナウンスされたばかりのプジョー(Peugeot)207。こちらでは発売して1年も経つため、街中では普通に見かける。丸一日乗り回したのでちょっとしたレビューでも。って何様のつもりだ(あくまでも私が自腹を切ってレンタルした車のレビューであり、実際発売されているものとは異なる可能性があることをお断りしておきます)。

借りたのはガソリン1.4リッターのMT(それが日本でどのグレードに対応するのかは良くわからないが)。ゴルフのドアに慣れてしまった身としてはあのドアを閉めたときに「べこっ」と音がしてぺなぺなした感じがする。実は外寸は以前乗っていた306とあまり変わらなかったりする。サイズの割には高速安定性は良い。外側から見るとボディが丸い形状なので取り回しが難しそうな印象を受けたが、見た目ほどは悪くない(こちらではバンパーtoバンパーの縦列駐車が当たり前だったがあまり苦労しなかった)。エンジンはBMWと共同開発とのことで、大人4人のフル乗車でもギアを引っ張れば十分な加速を得られた。音はあまりがさがさしていない。206もそうだったようだが、インフォメーションディスプレイが高いところにあるので、目線をあまりずらすことなく情報が見られるのが良い。シフトフィールは306とさして変わらず(つまりスポーティな感じではない)。田舎道ばかり走っていたからかどうかは判らないが、4人乗車で燃費は13km/l。質感は別として、このサイズの車に乗りたいのであれば悪い選択肢ではないと思う。

February 11, 2007

車を洗車してみる。

昨年7月に購入してから初めて洗車をしてみたのだ。不精な人間なので、極力やらなくてもよいことはしないタイプなのだが、さすがにディーラに行くのに洗わないわけには行くまい。

ところで、フォルクスワーゲンゴルフ(Volkswagen Golf)Vのブルーグラファイトパールエフェクト(Blue Graphite Pearl Effect)というのは非常に分かりにくい色である。ゴルフVの購入を考えている人も同じように考えているようで、この色のゴルフを購入したこのblogで書いてから名前で検索サイトから飛んでくる人が意外に多い。コメントでは写真のリクエストまで頂いた。しかし、前述のとおり洗っていない状態の車を載せても何の参考にもならないので、洗車したのを機に写真を乗せてみることにするのだ。コメント頂いた方にはもう手遅れだろうがご勘弁を。

全体像(全体の雰囲気)
クリックすると大きくなります。

ライト周辺(ちょっと寄ってみた)

フロントバンパーのアップ(ここまで寄るとラメが入っているのが判る)

私自身、納車までは「果たしてこの色でよかったのだろうか」と不安な時間を過ごしたのだが、実際に見てみると「地味目な青」という感じでちょっと予想とは違った。ゴルフVは街中では結構頻繁に見るが、ブルーグラファイトパールエフェクトの色の固体はこの半年一切目にしたことがない(ほとんどがシルバーかブラックばかりだし、良く見る青もレーザーブルー)。ありきたりの色ではないので飽きがこない。カタログの色見本は色自体は良く再現されているが、ラメ("pearl effect"所以)が入っていないので、以前設定されていたネイビーブルー(紺)と見分けがつかない。そこらへんも合わせてご覧頂ければと思います。って特定の読者以外にはまったく意味のないエントリですみませぬ。

January 20, 2007

ジュネーブのゴルフを観察してみる。

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ジュネーブ市内をふらふらしていてたまたま見かけたVWゴルフV。といっても汚いことに着目してもらいたいのではない。しかしヨーロッパの人は本当に車を洗わないような気がするのだが、それはさておき。日本では未発売の2.0FSIの4Motionであることに注目。ゴルフにも四輪駆動があるというのは日本では意外と知られていないのではないだろうか(パサートにはあるらしい)。

しかし、このゴルフの後部バンパーにもぶつかった跡が。ゴルフVはなかなか良い車だと思うのだが、やはり欠点もある。ウィンドウのラインがボディ前から後ろに向かって上がっているため、リアウィンドウの下端がかなり高くなってしまい、後方視界が非常に悪い。何だか車評論家みたいな口調になってしまったが、とどのつまり後ろが見にくいのだ。見えにくいということはバックするときにぶつけやすいのだ。何を隠そう、我が家のゴルフの後部バンパーにも同じような跡がついている。と、自分の運転技術を棚に上げて車のせいにしてみるのだ。

November 26, 2006

ジュネーブのプジョー事情について。

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左から、給油ポンプ、504(グレー)、107(青)、207(グレー)、307(グレー)。

ジュネーブの宿の近くのPeugeotディーラにて携帯(借りものなのにPowershot S30は週末にぶっ壊れた)で撮影。ジュネーブではどこもディーラにガソリンスタンドが併設してある。しかもこれらのガソリンスタンドは完全セルフで支払いもカードのみのようだ。

日本では未発売であるが、こちらジュネーブでは207は結構当たり前に走っている(1月発表だから当たり前か)。顔(フロントマスク)は、ご覧のとおりマイナーチェンジ後の307とそっくりで、バンパーが分割しているか否かでしか見分けが出来ない。207は306とほぼ同じ大きさなようだが、居室のサイズは206とどっこいどっこいに見える。扉などが膨らんでいるため、307と比べるとUFOのようなシルエットだ。逆にこちらでは107や1007を見る機会は少なく、圧倒的に106が多い(もちろんS16のような力の入ったモデルではなく、XRなど一般グレードが多い)。

こうして書いてみると、自分がどれだけ普段からプジョーが気になっているかということを思い知らされる。306からの買い替え候補から回転半径の大きさ(=取り回しの悪さ)が理由で307が落ちてGolfに落ち着いたので、今度からは回転半径を少なくしたCセグメントの車をプジョーからは出して貰いたい。

November 21, 2006

ジュネーブの車を観察してみる。

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さすが国際都市だけあってフランス車だけでなく、イタリア車(FIAT、AlfaRomeo)、ドイツ車(ほとんどがVW)など、そしてスペインのSeat(セアト)までが満遍なく走っているように見受けられる。「欧州ではゴルフVは実はあまり売れていない」という話もあるようだが、ここジュネーブでは結構な数のゴルフVが走っている(もちろん初代ゴルフも現役で走り回っている)。

同じゴルフVオーナーとしては嬉しい限りであるが、ゴルフVは3ドアの方がカッコいいかもしれない。我が家と同色(ブルーグラファイトパールエフェクト)の車も1台だけ見かけた。ってそんな話はどうでも良いですか。そうですか。

November 16, 2006

フランス車を鑑賞してみる。

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青緑色のプジョー306。日本ではこんな色は設定されていなかった筈。

パリでは好きなフランス車がたくさん走り回っていた。プジョーなどは本当に日本でのトヨタのようだ。これはこれで嬉しかったのだが、ここジュネーブでもフランス車の比率は高い。もっともここはスイスとは言え三方をフランスに囲まれたような場所だから当たり前か。

October 10, 2006

点検せずにほったらかしにしてみる。

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ゴルフのヘッドランプの中をのぞいてみると、小さなVWマークが。芸が細かい。

1ヶ月点検に出そうと思いたってから早2ヶ月(つまり納車してからもう3ヶ月経ったということ)。オイルも変えなきゃ。

September 10, 2006

軽井沢まで遠出をしてみる。

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車も走行距離が1000kmをようやく超え、慣らし運転もこれで終わりなのだ。3000RPM以上まわさないようにがまんしていたが、これからだんだんと回転数の上限を上げていこうと思う。ブルーグラファイトの色も見慣れてきた。基本的には地味な青という感じだが、強い日差しの下ではラメ(?)が見えたり光線の加減ではちょっと赤味がかったりとちょっと面白い。自分以外のGolf Vでこの色は見たことがないので、他の人とは違うのが欲しい場合はお勧めだ。個人的にはユナイテッドグレー(United Gray)が欲しかったのだが、Eグレードには設定がなかったりする。

しかし今回遠出してみて判明したのだが、高速での燃費が異様に良い。往復の平均をとると、16km/lぐらいだ。いくら直噴(FSI)で燃料消費を調整できるからといって、1.5t近い車重のハンディを乗り越えてこの数値は特筆に価すべきだろう。もちろん排気量の小ささ(最安値のグレードのEだと1.6リッター)も手伝っているとは思う。ちなみに街乗りだと多摩地区でも9km/l程度なので(これまたすごい落差だと思うが)、やはり高速のようにアクセル開度を一定にしておく条件で良い結果がでるような設計なのであろう。ってホンダ車あたりでは当たり前の燃費なのかもしれませんが…。

山道ではティプトロニクスが便利で、ギアが選べるので狙った回転数で走行できる。また、アクセルオフでのエンジンブレーキの効きも良いため、運転しやすい。案外良い買い物をしたのかもしれない。というか、そう思いたい。

August 24, 2006

納車されてみる(その2)。

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先日購入したGolfVであるが、じんわりと「いい車だなぁ」と感じるようにはなってきたのだ。まだ700kmぐらいしか走っていないのであくまでも印象でしかないが、車の剛性感、賢い6速AT(アイシン製)、質素ながら質感の良い内装、取り回しのよさ(特に回転半径が小さい)、すぐに効くエアコンなど、良いところは多い。といいつつ、やっぱり306の乗り味は忘れられない。あのフランス車特有の「ゆる味」なところというか。

ということで、どうしても忘れられないということで、改めて買いなおしてみたのだ。みみっちくも1/43スケールですが。

July 9, 2006

納車されてみる。

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新車のお金もしっかり払い込み、オプションとして購入したアルミホイールも装着され、別途購入したカーナビも取り付けが完了したので、注文しておいたGolfを受け取らない理由などひとつもない状態になってしまったのだ。いよいよ納車である。営業のYさんと約束した時間に遅れること30分、近所のVolkswagenのディーラに到着した。普通は納車は喜ばしいもので遅刻などしないものだろうから、どれだけ私が消極的であったかは想像に易いと思う。

とりあえずは納品書にサインし、次に車の取り扱いについていろいろと説明してもらった。悲しいかなベースグレード(「最低グレード」とも言う)のEであるので高級グレードに設定されている数々の機能は省かれているようだ。例えばひとつ上のグレードのGLiと比較してみると(エンジンの大きさはもちろんのこと)、センサーつきのオートワイパーやオートクルーズ、フルオートエアコンなどの機能がない。オートワイパーは今まで乗っていたPeugeot 306 Style Premiumにもついていたが、センサーの面積が小さい所為か動作は正確さに欠けてうっとおしいばかりだったので、ないほうが好ましい。それにオートクルーズ、フルオートエアコンは今まで使用したことがないので新しい車に装備されていなくともあまり支障はない。

「いよいよ乗り込みます」という段になって、ダブルのスーツに身を包んだ工場長が現れ、名刺を頂戴する。ツナギを着ていないメカニックなんてちょっと信用できないような気もするが、それはそれ。次に、オネーさんが現れて花束贈呈。「そんなのくれなくてもいいからもっと安くしてよ」と口の中で呟く。と言いつつ、実は受注色の06モデルなのに、十二分に値引いて貰っているのだが。

こうして、乗り慣れた306(機関は絶好調、こすり傷多少有)に別れを告げたのであった。非常に悲しい。愚息(仮名)は「ボクぅ、306のほうがよかったんだけどなぁ~」としきりに言っている。息子よ、父もまったく同じ気分だよ。夜は鰹のたたきを肴に自棄酒を飲んだのだった(手軽にできるたたきの作り方についてはまた別途書こうと思います)。

しかし、こうして並べてみるとつくづく手前の(赤の)306の方がかっこよく思える。未練たらたらなのだ。

July 2, 2006

車を見てみる。

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一応論文もなんとか形にはなったので、気分転換にお出かけすることにしたのだ。だが、こういう時に限って愚息(仮名)の熱がびゃーと上がる。仕方がないのでひとりでお出かけ。買い物しがてら近所のディーラーに入荷した車を見せてもらったのだ。

と、軽く書いているが実はここ数週間悩みに悩んで購入を決心したブツである。妙なこだわりがあって今までMT(マニュアルトランスミッション)のプジョー306に乗っているのだが、MTということもあり御主人様(仮名)はこの車を一切運転しない。本人はAT限定免許も解除したので運転そのものはできる筈なのだが、坂道で下がってしまうのが怖いとの弁。しかし、このところ子供の体調がジェットコースターのように急降下するのを目の当たりにして、御主人様(仮名)にも車を運転してもらわないと極めて不便だということを痛感したのだ。やはり都下、特に我が家のような便の悪い田舎では車は必須である。ということで「妙なこだわり」をかなぐり捨てて新車を購入することにしたのだ。

車種はご覧のとおりフォルクスワーゲンのゴルフ。人気沸騰中のGTIなどではなく、もっとも安いグレードのE。色は渋めの濃い青なのだが、実はこの色には「ブルーグラファイトパールエフェクト(Blue Graphite Pearl Effect)」と発音すると舌を2,3回噛みそうな名前がついており、(少なくとも国内で発売されrGolf Vでは)06年モデルから初めて設定されたものらしい。メタリックなので光の具合で見た目の色味が不思議に変化する(上の写真でもそれが多少分かる)。

306と比べると図体は一回り以上大きくて車重も200kg近くも重く、1.6リッターのエンジンは直噴と言えどもちょっと頼りない。それにAT(いわゆるオートマ)なので「近所に買い物に行くのですらちょっと楽しい」みたいな雰囲気は望むべくもなく。しかし、「こだわりを捨てた」などと言いながら相変わらず輸入車のハッチバックを購入しているあたり煮え切らない感があるが、どうかそれは言わない約束で。運転すること自体は好きだが、決して上手ではないので大きな車は扱えないのです。

January 10, 2006

車にiPodを載せてみる。

ここ一月弱ほどiPodを使用してきてわかったことは、iTunesはPC上のジュークボックスであり私のように公私ともにPCの前に座りっぱなしで作業し、かつ音楽中毒な人間、にとっては必要不可欠なツールでること。また、膨大なライブラリを所有する人間にとって、iPod(特にnanoの様にメモリの制限がきつい場合)はiTunesから音楽を切り出して持ち歩くためのツールに過ぎず、iTunesとiPodは主従関係にあるということ。の2点である。

つまり、iPodを購入すると、PCの前に座っているとき以外、一人で作業するような状況下ではどこにでも肌身離さず持ち出したくなるのだ。つまり掃除をしていたり、料理をしていたり、便所で踏ん張っていたりというような利用シーンである。ちなみに、便所で踏ん張るときには爆発的な音の塊を特徴とする音楽であるマーラーやリヒャルト・シュトラウスがぴったりなのであるが、そんなお下劣なお話はあまり踏み込まないようにしたい。

そんなこんなでiPod所有者がケースの次に陥るステップがiPodを車載することであろう。もちろん交通法では車の運転中にイヤホンやヘッドホンの着用は禁じられているから、ハンズフリーで聴く方法を考えなければならないし、それに付随するアクセサリは山ほど市販されているのだ。ということで、まずは5000円程度のFMトランスミッタを購入してみたのだが、どうも満足できない。まず、音量が小さいので、iPod用の音量に設定した後にCD演奏に切り替えたりすると心臓が飛び出るほどの大きな音量で再生されてしまうという問題。さらに、音が良くない。プレイヤと再生系までのアナログ系統が無線というのはどう考えても音が良くなるはずがない。非可逆圧縮符号化による雑音、それに車内で聞こえる騒音について加味しても、曲間の「じょーじょろじょろじょー」というノイズはどうやっても許すことができない。2回使用してそれ以上の使用はあきらめたのだ。

そこで購入したのがbelkin社のAuto Kit for iPod w/Dock Connectorと呼ばれるもの。オンラインアップルストアで購入するとあっという間にやってきた。アップルストアでも評判が良いこの製品は、以下のような特徴がある。


  1. ドックコネクタのみでiPodと接続する(ドックコネクタ経由で、line out信号を取得し給電する)。
  2. 3.5mmステレオのライン出力端子があり、有線で接続が可能。
  3. プリアンプ回路が内蔵されており、ライン出力端子から適切なレベルで出力が可能。
  4. 給電状況に応じてiPodをpause状態にしてくれる(自動再生ができないのが残念!)。

ちなみに、ソニーのカーステレオであればiPodをCDチェンジャーの様に扱うことができるice>Link:iPod plusという製品があるが、接続キットの癖して値段がiPod本体より高価であるという理由で却下した。正直そこまでお金はかけられない。

以下、愛車に搭載するまでの作業を簡単に。プジョー306ではシガレットライターの電源がキーの状態と非同期で常時ONになっているので、ヒューズの位置を変えることによってHaynesの整備マニュアルには16番がシガレットライターとあったが、どうも我が家のJacquerine II世(1999年式306スタイルプレミアム)では違うところにあったようので、結局トライアンドエラーで探し当てるほかはなかった(結局??番のヒューズを、デフォルトの位置から右に1つずらして装着するとキーと同期するようになった)。カーステレオはSony製のCD-X5500を使用しており、これにはAuxiliaryな入力端子(RCAジャック)がユニット背面についているのでRCA⇔3.5mmステレオジャックのケーブルを接続して引き出すことにした。結局、センターパネルをHaynesの整備書を見ながらはがしてパネル裏から出すことにした。パネルの隙間から出すという選択肢もあったが、いかにも素人の後付け感満点になってしまうため、やっぱり格好悪いと思う。結果、素人の後付け感80点ぐらいで接続が完成。

December 31, 2002

冬タイヤを探してみる。

実は私は10月に車を買い換えたのだ。

車種はプライバシーの関係で明かすことは出来ないが、辛抱強く訪れて下さる読者の皆様に名前だけはお教えしよう。「じゃくりーぬ2号」である。って、もろバレな気もしますが。

これでもプチブルジョアなつもりでいる自分としては、スキーというのは毎年の楽しみでもある。というかスキーに行くことがプチブルジョアだと思っている時点で、プチブルジョアな筈はないのだが、細かいことはおいといて頂きたい。いずれにせよ、今年はこいつのおかげでスキーに行くなど不可能に近いのである。いや正確に言うと、行くのは可能だが御主人様(仮名)から許しを得ることは到底無理ということである。ということで、いささか台所事情の苦しい我が家としては冬タイヤの購入は少なくとも来シーズンの到来まで延期する予定でいた。

しかし、そうは行かないのが世の常である。

というのも、良く考えてみると我が両親に会いに行くためには、冬タイヤが必須だったのである。この両親、実は私の自宅から車でわずか20分程度の距離に住んでいるのだが、毎年自宅から離れて某所で過ごすことにしているのだ。つまり両親に年賀の挨拶に行くためには、高速に乗って2時間ほど行ったところまで移動しなければならないのだ。不便極まりない。

うーん、いつもながら前置きが長い。

いずれにせよ、とにかく冬タイヤを購入する必要があることに気がついたのが 2003年も押し迫った12/31午後4:30。

おりしも東京では元旦早々から雪が降るとの予報が出ていた。近所のタイヤ屋に行っても売り切れたと言われた。この自分のトロさには毎度ながら嫌気がさすのだ。こんな状態で年が越せるのだろうか。