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June 14, 2010

b-mobileのモバイルルータを購入してみる。

やんごとなき理由でiPhoneを購入することができないのだが、会社から支給されたHT-03Aを代わりに使用していたのだ。だが問題はこの端末、動作がとにかく遅い。たまらずiPod touchを購入したのが今年の4月。それから肌身離さずずっと携帯しているのだが、やはりネットワークには接続していたほうが使い勝手が良い。一方HT-03Aはいつでもどこでもネットに繋がる代わりに毎月の使用料がナンダカンダと膨らんでしまう。

P1030919s.jpg
ということで通信コスト削減ということでb-mobileのモバイルルータ(BM-MF30)とb-mobile SIM U300(6か月分)を衝動買いしてしまった。b-mobileのルータは他社のものと比べるとあまり電池が持たないという欠点はあるようだが、なんといってもSIMロックがかかっていない。海外出張時にローミングWiFiを探して異国の街を彷徨うことなく、現地の定額データSIMを挿して心行くまでネットを使うことができるのだ。

b-mobile SIM U300はいわゆるFOMAカードの形で提供される(切り離す前のFOMAカードなぞあまり見る機会はなかった)。その名が示すとおり、300kbpsに速度制限がかけられているようだが、文字中毒の私が訪れるサイトなど、それぐらいの速度が出ていれば十分である。しかも、b-mobileが用意するwebアクセレレータを使うと体感速度はぐんと向上した。もちろん足回りはドコモのFOMA網であるため、圏外になるということもない。

通信費圧縮効果は、6ヶ月でルータと定額SIMの元が取れることが判明。なかなか良い買い物をした気がする。

June 24, 2009

カーナビをアップグレードしてみる。(2)

先日送ったナビ(カロッツェリアAVIC-HRZ08)のHDDが戻ってきたのだ。
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こちらから発送してから一週間弱といったところか。取り外したのと同じ手順で元に戻すと、本体のアップデートが開始された。
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ほどなくして再起動した。起動画面が以前とちょっとちがう。後音声ガイドのお姉さんの声が少々お年を召した感じ。
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June 17, 2009

カーナビをアップグレードしてみる。(1)

我が家のゴルフには購入当時に装着したカーナビ(カロッツェリアAVIC-HRZ08)があるのだが、車検と同時にアップグレードすることにしたのだ。最近できた近所の大通りが載っていなかったり、不備が目立つようになってきたので調度良い。

といっても廉価なHDDナビ(高級グレードと違ってPCに接続したりできない)、アップグレードとなるとメーカーに送付して内容を書き換えてもらう必要がある。パイオニアの場合は、webで送付用のパッケージを申し込むことができる。ユーザが自分で取り外したHDDをそのパッケージに入れて着払いで送付すると、メーカー側でアップグレードを行い、ユーザに送り戻す。ユーザは受け取り時に代金を払い、また自分で装着するという寸法だ。非常に簡単である。
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HDDなしだとラジオ・TVしか鑑賞できないため不便なのだが、遠出さえしなければそもそもナビは必要ないため構わない。アップグレード後が楽しみである。

October 8, 2008

Apple Storeを発見してみる。

先日訪れたジュネーブ。9/27の土曜日にfnacを目指して旧市街をぶらぶらしていたらアップルストアが開店しているのを発見した。
IMG_0351s.JPG
どうやらその二日前にオープンしたてのほやほや、しかもスイス国内初のアップルストアだったらしい。無機質な金属製の外装を特徴とするアップルストアだが、ここは旧市街の目抜き通りであるせいか周りに溶け込めるようにファサードを木製にしてある。ジュネーブにはよく来るし、大抵週末にはぶらぶらするぐらいの時間はできるから、渋谷や銀座のアップルストアより頻繁に訪れそうな予感がする。物価が高いので中々購入には至らないかもしれないが。

しかし今回は帰国後の時差ぼけが全然直らなくて困っているのだ。年でしょうか…。

September 20, 2008

iPod nanoを再び購入してみる。

IMG_0320s.JPG
とうとう購入したのだ。

2005年にiPod nano(1G, 4GB)を購入して以来、その容量の少なさに我慢に我慢を重ねて毎回厳選されたプレイリストのみをsyncしていた。所有CDは1000枚を突破しているため、そのすべてを持ち歩くことなど到底叶わない。iTunesも、その容量はすでに43GBを超えている(iTunesに入れているのは全部ではないにも関わらず)。いちいち選んで持ち歩くのも面倒くさいので容量アップを図りたかったのだ。

翌年(2006年)に発表された2Gでは容量は確かに8GBになって容量アップしたのだが、1年しか使っていないiPodは故障もなく動いているので購入を断念。昨年発表されたiPod nano 3Gでは期待していた容量アップはなく、残念ながらビデオ再生に対応したのみ。これでは依然として(電池の持ちが若干悪くなっている以外は)元気に動いているiPodと別れを告げるわけにはいかない。ようやく今月になって発表されたのが待望の16GBモデルになったため、購入に踏み切ることにしたのだ。ちなみに大容量とはいえ、ハードディスク搭載型のiPodは眼中にはない。可動部分があるということは、壊れる可能性が高いということであり、持ち運んで使用するには絶対に向かないという個人的なポリシーに因る(ポータブルなテープ・MD・CDプレイヤーを何個壊したことか)。

で、結論から言えばiPod nano 4Gには大満足だ。

まず、電池のモチも伸びて扱いやすくなった。24時間連続再生ができれば、自宅から出張先のホテルまで(離陸・着陸時以外)は途切れることなく音楽を楽しむことができる。また、1Gではギャップレス再生ができなかったのが(できるとされているが、2G以降のようにスムーズには行かずやはり曲間に異音がする)、今回は違和感がない。画面の解像度も上がったため、ジャケット画像が非常に綺麗に表示される。何よりも容量が大きくなったので、前述のとおり今まで絞りに絞って厳選していたプレイリストのみsyncしていたのが、今は何も考えずに好きなものを好きな順番に放り込むことができる(といっても全部というわけには行かないのだが)。

不満な点は、薄く見せるためのデザインにより多少持ちづらくなったことと、本体を横にすると強制的にカバーフローモードになってしまって、ボリューム調整ができなくなること。この手のプレーヤーは演奏中は縦横自在に持たれるだろうから、この強制的なモード変更はちょっと頂けない。ファームウェアの改良を望みたいところだ。
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1Gのnanoは、スペアとして余生を送ってもらうことにしよう。3年も使い込めば十分元は取れただろう。

September 2, 2008

世界時計を愛用してみる.

一昨年から数多くの海外出張を経験する羽目になって(といっても本当に多く行く人達に比べればたいしたことないだろうが),その重要さを痛感するのが,時計なのだ.

目覚まし時計としてはセイコーの電波時計SQ648Sを愛用している.
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まず,表示も大きくバックライトもあるため暗いところでも時刻を間違えない(時差で寝ぼけ易くなっている時に暗くても時刻が見やすいのは極めて重要).そして何より助かるのがどこでも世界中の電波を拾ってくれること.日本・米国(ラスベガス)・欧州(ジュネーブ・ローザンヌ)では,スーツケースから取り出して電池を入れてから直ぐに電波を拾って時刻あわせをしてくれた.もちろん夏時間(DST=Daylight Saving Time)にも対応している(夏時間の概念がない我々日本人には混乱の元になりやすい).

一方,腕時計として愛用しているのは,父親から数年前に譲ってもらったセイコーのSpirit World Time (6M15).現在発売されている腕時計はソーラー充電だったり世界中の電波に対応しているものも多いので,単純なクォーツの時計は古臭いのかもしれないが,私はそれでも必要にして充分.というのも私にとっては到着してから時刻が判るよりは,移動中に移動先の時刻に合わせておいて頭で時差を理解しておきたいからだ.竜頭を回して違う時間帯に合わせた直後に短針のみが逆方向に回っていくのを見るのはなかなか新鮮な風景である.当然夏時間も表示することが可能だし,都市の時刻にあわせて日付も変えてくれる(意外に重要).そしてありがたいのが,うるう年を含めた修正不要のカレンダー機能を搭載していることだ.つまり,日付を調整する必要が一切ない(2099年までらしいが,そこまで長生きすることもないだろう).

もっともイマドキの携帯電話も時間を電波から自動時刻補正を行うから,そんな時計に拘るのは古臭いオジサンだけかもしれないのだ.

August 6, 2008

Google Mapのストリートビュー

昨日から日本国内のサービスが開始したが、東京都内はほとんどの道が網羅されているようだ。
試しに我が家の前の道を見てみたら…娘を抱きかかえた御主人様(仮名)が思いっきり写っていた。我が家の車もナンバーが判別できるぐらいの精度で写っている。

そういえば、以前「なんだか変なアンテナつけて横にGoogleと書かれた車が家の前通ったよ」と言っていた。たぶんこの手の画像は当分の間は更新されないだろうから、御主人様(仮名)も写りっぱなしか。しかし、Googleの説明によると公道からしか撮影していないそうだが、我が家の前の道は思いっきり私道だ。

うそつき。

(ということで、削除依頼をだしておきました)

May 10, 2008

NM705iを使い始めてみる。

私の使い方のスタイルはdocomoが通常ターゲットとしている人たちとは少々異なるようだ。私が携帯電話に要求することは以下である。


  1. iモードメールができること。iショットとiモーションが送受信できること。
  2. GSM圏内もきっちりローミングできること。
  3. Bluetoothが使えること。
  4. 小さくてデザインが良いこと。できればストレート型。

いままで使ってきたNM850iGとM702iSも納得がいかないまま騙し騙し使ってきたのだ。機能の面から言えば905iシリーズは結構良い線行っているのだが、「サイズ」という大きな欠点がある。あんなに大きな携帯を欧州の雑踏で「ぱかっ」と広げるなんて恥ずかしくてできない。それに保安上、日本人のおじさんは公衆の場ではなるべく目立たないようにしなければならない。

というわけで納得がいかないまま、(裏切られるだろうと思いつつも)思い切って出張直前にNM705iを購入してみた。恥ずかしながらここ1年半で3台目の機種変更(というか端末の買い増し)だ。
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意外と知られていないことのようだが、NM705iはGSMのクワッドバンド(850/900/1800/1900Hz)に対応している。ドコモから現時点で発売されている端末として唯一、GSMの850Hz帯を扱うことができ、もっと評価されてもいい事実だと思う。前回、米国のデスバレー付近では私のNM850iG(GSMトライバンド+W-CDMA)は圏外になってしまったが、同行したフランス人たちの携帯は圏内だったので、そこは850Hz圏だったのだろう。今回のNM705iならばそこでも通じるはずだ。

これはNM850iGの時からそうだったが、外国メーカの携帯の癖に日本語変換が意外に賢いのもよい。どうやらATOKを使用しているだ。しかし特徴的なのは、漢字モード英字モードを問わず、ボタンを長押しすれば数字が打ち込めるのは便利だ。

あと、8GBのMicroSDHCが動作するようだ。ドコモによる公称値は2GBだが、NM705iの元となったNokia 6120cの公称値は4GB。しかし試しに買ってみた8GBは無事認識された。動画を次々と放り込んでみたが問題なく動作しているようだ。ちなみに3gp形式への変換には携帯動画変換君を使用している。6630のTranscoding.iniファイルを元に以下のようにいぢってみたら動いた。


[Item0]
Title=映像:320x240 100Kbps 15fps 音声:mono 32Kbps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 320x240 -r 15 -b 100 -acodec aac -ac 1 -ar 16000 -ab 32 -f 3gp -muxvb 64 -muxab 32 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QCIF_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""

[Item1]
Title=映像:320x240 100Kbps 15fps 音声:stereo 64Kbps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 320x240 -r 15 -b 100 -acodec aac -ac 2 -ar 16000 -ab 32 -f 3gp -muxvb 64 -muxab 32 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QCIF_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""

[Item2]
Title=映像:320x240 192Kbps 15fps 音声:mono 32Kbps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 320x240 -r 15 -b 192 -acodec aac -ac 1 -ar 16000 -ab 32 -f 3gp -muxvb 64 -muxab 32 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QCIF_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""

[Item3]
Title=映像:320x240 192Kbps 15fps 音声:stereo 64Kbps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 320x240 -r 15 -b 192 -acodec aac -ac 2 -ar 16000 -ab 32 -f 3gp -muxvb 64 -muxab 32 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QCIF_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""

[Item4]
Title=映像:320x240 192Kbps 30fps 音声:mono 32Kbps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 320x240 -r 30 -b 192 -acodec aac -ac 1 -ar 16000 -ab 32 -f 3gp -muxvb 64 -muxab 32 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QCIF_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""

[Item5]
Title=映像:320x240 192Kbps 30fps 音声:stereo 64Kbps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 320x240 -r 30 -b 192 -acodec aac -ac 2 -ar 16000 -ab 32 -f 3gp -muxvb 64 -muxab 32 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QCIF_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""

一方、この端末が不足する機能は山ほどあるので、万人にはとてもお勧めできるものではない。例えば、お財布ケータイ、ワンセグチューナー、赤外線通信、QRバーコードリーダなど。確かにあれば便利だろうがなくともあまり気にならない。ほとんどが外国では使用できない機能だからだ。そもそも携帯電話に依存しなければならないのは外出時だ。出不精な私にとっては外出≒外国出張なので、このNM705iでほぼ事足りてしまうのだ。フルブラウザがついていないのが残念だったが、これはpc2mを使えばなんとか回避できる。

というわけで個人的には大満足。ようやく安住の地を見つけたといっても過言ではない(iモーションが送信できないことを除けば)。敢えて苦言を呈すならば電池の持ちが悪いことだ。これは荷物にチャージャを忍ばせておけば何となるし、これも軽量化に貢献していると思えば、仕方がないと諦められる。

などといいつつNM706iの噂が気になったりする今日この頃。

September 20, 2007

新型PSPを購入してみる。

IMG_7847bw.JPG
とうとう出張の良きお供として購入してしまったのだ。特に理由もないが我が家の携帯型ハードはすべて白で統一してきたのだが、白黒写真でもオリジナルとまったく代わり映えのしない一枚。

水槽に特に変化はなく亜硝酸地獄が続いているので記載は省略。

December 17, 2006

年賀状を作成してみる。

またまたやってくる正月。正月自体がやってくるのは結構なことなのだが、頭を悩ませるのが年賀状である。

ちなみに年賀状をメールで済ませる友人も多いが、定型文がbcc(blind carbon-copy)で届くメールは情緒の欠片もない。(その人たちには悪いが)「技術的には」SPAMとほぼ同じレベル。「古い人間」と批判されようとも自分はそのように安易に流れないようにしないようにとは思うのだ。

そんなことはさておき、以前も書いたとおり、年賀状作成にはPaint Shop Proを愛用している。と、去年の原稿を取り出してこねくり回そうとしたら肝心のレイヤーパレットがどこにも見当たらない。レイヤーパレットをon/offしても表示される気配もない。どっか画面の外の見えないところにあるんだろうなぁ、と予想はできてもどのように直せば良いのかわからない。以前も何かの拍子にレイヤーパレットが影も形もなくなるというのを経験しているのだが、そのときは再インストールという強硬手段をしたのだが、今回はそんなことはしたくない。

途方にくれてちょっとヘルプを見たりマニュアルを検索してみたりしたが、結局Paint Shop Proの開発・販売元のコーレル社のFAQ集を検索した。その結果


  1. 作業領域をロードします:
    [ファイル] メニューから [作業状態] [開く] を選択するか、Shift + Alt + L を押して、[作業状態のロード] ダイアログ ボックスを開きます。
  2. ロードする作業領域ファイルを選択します。
    注記:ダイアログ ボックスに表示されていない作業領域をロードするには、[パスの設定] をクリックします。
  3. [開く] ボタンをクリックして該当する全てのツール バーを表示します。キーボードの CTRL + SHIFT + T を押します。 こうするとすべてのフローティング パレットが画面の真ん中に移されます。

この時点でパレットを整理しなおしたり、使わないパレットを閉じたりできます。
という記述を発見。あまりにも途方にくれたので、blogに掲載して全世界に公開しておくのだ。

ってこんなエントリですみません。

December 14, 2006

また携帯を購入してみる。

やはりどうしても先日購入したNM850iGの機能に納得がいかない。端末の使い勝手自体は悪くなく、ATOKによる文字入力も良好だし、なにより3GのみならずGSMローミングにも対応しているため、世界中のどこに行ってもほぼ間違いなく使えるというメリットは大きい。MP3もAACも再生できるし、折りたたみ携帯ではないのでコンパクトな感じが良い。ただ、搭載しているDoJa1.5OEではほとんどのiアプリが動かないし、iショットの画像が送信できない。しかし、なによりインカメラがないためにテレビ電話が満足にできないという問題がある(前回の出張では苦肉の策として洗面所の鏡を使って家族と電話をした)。

そこで、本日発売されたMotorola製のM702iSを購入。本当はNM850iGと同じくGSMに対応していたM702iGに期待していたのだが、前回の出張時にRAZRをアメリカから来ていた知人に見せびらかされてその格好良さに参ってしまった。近所のドコモスポットではM702iSもM702iGも12月の頭から店にモックが出ていたので事前に比較することができたのだが、やはりM702iSのアルミ外装と比較してしまうとM702iGはプラスティックということもあって少々安っぽく見えるし、やはりなにより厚ぼったい。同時発売ということであればどちらにするかで悩んだのだろうが、M702iSの方が早く発売されてしまったので、そちらを購入することに。GSM圏内であればNM850iGを使えば良いのだし(GPRSではテレビ電話ができないのでNM850iGでなんら問題はない)。

都内への出張は午後からの用事だったので、行きがけ(昼休みの時間)に会社の近所のドコモショップで買い増し手続きを。しかしドコモショップのお姉さんに「何回試しても店の機械ではアドレス帳がコピーできませんでした」と言われてしまった。NM850iGもM702iSも両方ともBluetoothを搭載しているので、電車の中で自分で全項目をコピー。Bluetoothは赤外線通信と違ってセンサーの向きなどを気にする必要なので楽である。筐体は薄いし、金属製の外装は所有している満足感を存分に煽ってくれる。新しい端末に慣れるのには時間がかかるので、使用感についてはまた後ほど書こうと思う。

October 21, 2006

機種変更をしてみる。

IMG_5692s.JPG
使用していたSO505iSも購入してから2年経ったので、機種変更してみたのだ。以前書いた通り、来月の出張には、モトローラ製のGSM+3Gのケータイを準備しておきたいと考えていたのだが、これが夏に発表されてからもう3ヶ月以上経つというのになかなか発売されない。

いろいろと悩んだ挙句、業を煮やして結局購入したのがNM850iG。携帯電話の出荷台数世界一を誇るNOKIA社だが、日本の市場ではマイナーというイメージがぬぐえない。このNM850iG、Symbian OSを搭載したスマートフォンのNokia6630のドコモ版OEMなのだが、アプリケーションがインストールできなくなっており、いわば「去勢されたスマートフォン」である(それをスマートフォンと呼んでよいかはともかく)。ま、MOVA⇒FOMAの機種変更も手伝って某Nという電器屋で3000円弱で手に入れることができたので、あまり文句は言えない。折り畳みではなくストレート型なので形は結構気に入っているのだが、いかんせん使い勝手から何からが独特で、国産のケータイとは操作が異なる。しばらくの間はマニュアルと首っ引きで生活することになりそうなのだ。

April 15, 2006

Palmをひさびさに取り出してみる

新年度が明けてから怒涛のように予定が入ってしまい、あまりにも大量なおかげで予定の全てを把握できなくなってしまったのだ。頭で覚えられない分は、やはり外部記憶でなんとかするしかない。ということで、すっかりいぢることに飽きてしまい文字通りお蔵入りとなっていたPalm m505を取り出して使うことにしたのだ。もっとも、ずっとクレードルに置きっぱなしにして充電はしていたので、一応はすぐに使える状態ではあったのだが。

ところが、USB経由でHotsyncできなくなってしまっている。m500/m505は、静電気でおかしくなるという事象は発売当初から有名であったが、クレードルも本体も対応品に無償交換してもらったというのに。困ってネットで情報をあさると、載っていた
「強制的にPalmを完全放電させて、リストアしたあとにHotSyncをかける」とある。実行してみると、ものの見事に成功。復活。

とはいえ、今となっては液晶画面は暗く、狭い。それにこいつ自体ではネットワークに接続する手段がないため、ちょっと不便である。こうして物欲はどんどん加速していくのだが、どうしたものか。

January 13, 2006

gtkpodを使用してみる。

gtkpodを使用する。以下はVineLinux 3.2の場合。

まず、libid3tagとlibglade-2.0のヘッダなどをインストールする必要がある。

# apt-get update; apt-get install libid3tag libglade2-devel
これらは、とりあえずaptで入手できるので、コンパイルがサボれる。
次に、libgpodとgtkpodのソースを入手。現時点ではそれぞれ0.3と0.99.2が最新版。
# wget http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/gtkpod/libgpod-0.3.0.tar.gz
# wget http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/gtkpod/gtkpod-0.99.2.tar.gz
続いてmake。
# tar xfz libgpod-0.3.0.tar.gz; (cd libgpod-0.3.0; configure; make; make install)
同様に、
# tar xfz gtkpod-0.99.2.tar.gz; (cd gtkpod-0.99.2; configure; make; make install)
で終わり。実に簡単である。

January 10, 2006

車にiPodを載せてみる。

ここ一月弱ほどiPodを使用してきてわかったことは、iTunesはPC上のジュークボックスであり私のように公私ともにPCの前に座りっぱなしで作業し、かつ音楽中毒な人間、にとっては必要不可欠なツールでること。また、膨大なライブラリを所有する人間にとって、iPod(特にnanoの様にメモリの制限がきつい場合)はiTunesから音楽を切り出して持ち歩くためのツールに過ぎず、iTunesとiPodは主従関係にあるということ。の2点である。

つまり、iPodを購入すると、PCの前に座っているとき以外、一人で作業するような状況下ではどこにでも肌身離さず持ち出したくなるのだ。つまり掃除をしていたり、料理をしていたり、便所で踏ん張っていたりというような利用シーンである。ちなみに、便所で踏ん張るときには爆発的な音の塊を特徴とする音楽であるマーラーやリヒャルト・シュトラウスがぴったりなのであるが、そんなお下劣なお話はあまり踏み込まないようにしたい。

そんなこんなでiPod所有者がケースの次に陥るステップがiPodを車載することであろう。もちろん交通法では車の運転中にイヤホンやヘッドホンの着用は禁じられているから、ハンズフリーで聴く方法を考えなければならないし、それに付随するアクセサリは山ほど市販されているのだ。ということで、まずは5000円程度のFMトランスミッタを購入してみたのだが、どうも満足できない。まず、音量が小さいので、iPod用の音量に設定した後にCD演奏に切り替えたりすると心臓が飛び出るほどの大きな音量で再生されてしまうという問題。さらに、音が良くない。プレイヤと再生系までのアナログ系統が無線というのはどう考えても音が良くなるはずがない。非可逆圧縮符号化による雑音、それに車内で聞こえる騒音について加味しても、曲間の「じょーじょろじょろじょー」というノイズはどうやっても許すことができない。2回使用してそれ以上の使用はあきらめたのだ。

そこで購入したのがbelkin社のAuto Kit for iPod w/Dock Connectorと呼ばれるもの。オンラインアップルストアで購入するとあっという間にやってきた。アップルストアでも評判が良いこの製品は、以下のような特徴がある。


  1. ドックコネクタのみでiPodと接続する(ドックコネクタ経由で、line out信号を取得し給電する)。
  2. 3.5mmステレオのライン出力端子があり、有線で接続が可能。
  3. プリアンプ回路が内蔵されており、ライン出力端子から適切なレベルで出力が可能。
  4. 給電状況に応じてiPodをpause状態にしてくれる(自動再生ができないのが残念!)。

ちなみに、ソニーのカーステレオであればiPodをCDチェンジャーの様に扱うことができるice>Link:iPod plusという製品があるが、接続キットの癖して値段がiPod本体より高価であるという理由で却下した。正直そこまでお金はかけられない。

以下、愛車に搭載するまでの作業を簡単に。プジョー306ではシガレットライターの電源がキーの状態と非同期で常時ONになっているので、ヒューズの位置を変えることによってHaynesの整備マニュアルには16番がシガレットライターとあったが、どうも我が家のJacquerine II世(1999年式306スタイルプレミアム)では違うところにあったようので、結局トライアンドエラーで探し当てるほかはなかった(結局??番のヒューズを、デフォルトの位置から右に1つずらして装着するとキーと同期するようになった)。カーステレオはSony製のCD-X5500を使用しており、これにはAuxiliaryな入力端子(RCAジャック)がユニット背面についているのでRCA⇔3.5mmステレオジャックのケーブルを接続して引き出すことにした。結局、センターパネルをHaynesの整備書を見ながらはがしてパネル裏から出すことにした。パネルの隙間から出すという選択肢もあったが、いかにも素人の後付け感満点になってしまうため、やっぱり格好悪いと思う。結果、素人の後付け感80点ぐらいで接続が完成。

December 15, 2005

とうとうiPodを手に入れてみる。

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とうとう手に入れてしまったのだ。
忘年会で酒が入っていて、ちょっと気が大きくなってしまっていたのが原因だ。帰り道、知人の車に同乗させてもらったのだが(ちなみに彼は忘年会には参加していないので飲酒運転ではない)、なかなか車を出さないから何をしているのかと見ていると、iPodを胸ポケットから颯爽と取り出しBGMをかけはじめた。後部座席では、私と同じように忘年会に出た人がiPod nanoを弄繰り回していた。その場でiPodを持っていないのは自分一人だけという状況である。これは買わねばなるまい。ということで、帰り道に渋谷のApple Storeの前で降ろしてもらい、駆け込むなり「iPod nanoください!」と叫んだのだ。

というのは半分嘘だ。ちょっと脚色しすぎました。

しかし、前から欲しくて欲しくてたまらなかったのは事実である。だが、一昨年購入したSONY製のポータブルCDプレイヤー(MP3/ATRAC3ファイルも再生可能)を持っており、特に買う理由もないので躊躇していた(CDプレイヤーならば、購入したばかりのCDを帰り道で聴けるというメリットもあるし)。ただ、CDプレイヤーだとその大きさから鞄からだらぁーとだらしなくケーブルを出して聴くほかはなく、みっともない上にケーブルが邪魔くさい。やはりポケットに収まる大きさが良い。しかし、従来のiPodだと大きすぎてスーツのポケットに入れようモノならば形が崩れそうなぐらいだったし、ハードディスク内蔵だとディスククラッシュが不安だ。iPod shuffleと選択肢もあったが、クラシック音楽を中心に聴く者としては、順番をshuffleする聴き方はしないし、曲名も確認しながら聴きたい。ということで、いずれiPod nanoのようなものが出るのではないかと期待しつつ待っていたのだ。ちなみに他のポータブルプレイヤーはデザイン面から触手が動かなかった。

使用感はすこぶる良い。iTunesは操作性に優れているし(曲目リストがメニューが階層構造になっていれば尚良かったのだが…)、AACもVBR(Variable Bit-Rate)であれば128kbit/sで充分な音質であるように思える(固定レートだと、量子化雑音が気になる…というのは職業病だ)。さすがAACはいわゆるMP3よりは新しいオーディオ符号化方式だけあって良い(もっとも、これらはおそらくRate-Distortionカーブの限界に近い符号化効率があるとは思うので五十歩百歩だとは思うが)。

同時に購入したのはSEPIACEのケースに、クリスタルフィルムという保護フィルム。キャメル色の皮製のケースは落ち着いたイメージで30半ばのくたびれた中年男が使うには程よい感じではないかと思う。ちなみに、このケースはホールドボタン用の穴が開いていないので、装着状態ではホールドができないという致命的な欠点があるので、その点に納得できない場合は手を出さないほうが良い。また、皮は最初は硬くて絶望的に取り出すのが難しいのだが、なじんでくるとするりと押し出せるようになる。

よく考えてみると、このiPod、自前で買った初めてのApple社製品である。今まで頑なにApple社のものを購入してこなかったのに(Mac miniもヤバかったけど)。おおブルータス、お前もか。

November 10, 2005

電源ケーブルで失敗してみる。

ここのところ不眠不休の復旧活動をしているのだ。というのは言い過ぎである。そもそも「不眠」ではなくただの半分徹夜だし、「不休」といっても食事を取ったり風呂に入ったり愚息(仮名)をからかったり他人のブログを読んだりトイレで力んだりしている。たかがPCのハードディスクがクラッシュしたぐらいでこんなことを言っていては、本当に被災などをして不眠不休で復旧活動をしておられる(あるいはしておられた)方々に失礼だ。

とにかく、今回買ってきたのは、Seagate社の250MB Serial-ATAのハードディスク(ST3250823AS)。これまで、マザーボードが対応しているにもかかわらず従来のP-ATAのディスクしか使っていなかったので(もっと昔は硬派にSCSI一本で環境構築していたのだがIDEディスクの値段の安さに敗北)、初めての体験である。初体験というものは何かしら間違いが起こりがちだ。S-ATAのケーブルはマザーボードに付属していたが、電源ケーブルが従来の4ピン式とは異なる形状ため、電源を入れることができなかった。ちなみに、それに気づいたのは夜中の1時である。

という訳で、購入してきた1日目は風呂に入ったり他人のブログを読んだりトイレで力んだりするほかなかったのだ。

November 9, 2005

PCに耳を傾けてみる。

今日の天気は何かなぁ、と朝起きてPCの電源を入れると「カコーン」と音がしたのだ。

いや、別にお隣さんがお風呂に入っていたわけではない。ここだけの話、我が家のお隣さんは結構風呂好きである。朝も夕方も夜も、「カコーン」と音がしている。しかも風呂の窓が我が家に面しているせいもあって、入浴状況が音で手に取るように分かるのだ。ちなみにお隣さんといっても妙齢の女性が住んでいるわけではなく、私の父親より年配の老夫婦であるからして、あまり想像力を働かせないように心がけているというのもここだけの話。

そんなことはさておき。この「カコーン」という音はこともあろうにPCからしていたのだ。しかも、連続して「カコーン・カコーン」と言っている。この音がPCで発生しているとなると大問題である。もう皆さんお分かりだと思うが、ハードディスクが壊れた音である。つい先日、サーバのハードディスクが不安定だという話をしたばかりなのに、実際にクラッシュしたのはメインで使っているPCのハードディスクだったのだ。3年前に購入したIBM製80GBのハードディスク。最後にホームディレクトリのバックアップを取ったのは……2003年12月。もっとも大きな被害は11月に入ってからのデジカメ画像300枚ほどと、2年ほど前からのメールデータすべて。

ちなみに、メールには知人の「メールアドレス変更になりました」というメールも含む。もともと少ない友人の数がますます少なくなってしまうことは間違いない。なくした友達priceless。

October 8, 2005

PaintShop Pro Xを試してみる。

7月に一眼レフなデジカメを購入してから、その画質に驚き、最近では現像作業の楽しさと色調整の自由度の高さからRAW撮りを愛用している。しかし、カメラに付属してくるDigital Photo Professionalという現像ソフトはイマイチ性能がよくなくて気に入らない。

一方、PaintShop Proは90年代から永きに渡って愛用しているソフトウェアだ。元々は米国のJASCという会社が開発していたのだが、先日Corel社に買収されて、国内代理店も変更になった。このソフトは結構頻繁にバージョンアップが行われるので、1つとびぐらいの頻度で購入していた。今回バージョンX(10)が国内でもいよいよ発売になるので、漠然と購入するつもりでいた。ということで体験版をダウンロードして試用することにした。

これがすこぶる良い。まず各社デジカメのRAW形式をサポートしており、我が家のカメラで撮ったデータを直接開くことが可能。さらに、カラーバランスなどの調整も使いやすいし、満足の行く結果が得られ易い。この機能だけでも価値はあると思うが、もともとこの製品で何が出来るかまで考え合わせると、充分購入に値するだろう。正式な発売日は10/14らしいので、アップグレードバージョンを購入しようと決心する。

April 30, 2001

GSMを購入してみる。

朝早くから教授が来て、大学の宿泊施設からアパートまで送ってもらったのだ。

いくら我々が車がなくて不便だとはいえ、ここまでやってもらうと恐縮してしまう。アパートがあるのは、ストックホルムの南方に位置する郊外である。見てみると、あまり状態の良いアパートではなかった。しかもバスルームが少々臭い。

とつらつらと不満を述べても仕方がない。とにかく、今夜寝るためのシーツを買わなければならないのだ。ということで、教授はその足でAohlensというストックホルムの中心部にあるデパートまで、車で送ってもらった。実はその店、『佐藤デジタルメモ』によると、あまり安い訳ではないようなのだが、なにしろ教授のお薦めなので素直に従うことにした。

シーツの購入後は、ケータイを購入。

わずか1年しか居ないのにケータイを買うには訳がある。もはやケータイを身につけていないと不安な身体になってしまったというのもあるが、何よりも今日はメイデイ前日で電話会社を含む役所関係は休み、明日もメーデイそのもので休日である。ということは、在留届を提出して住民登録を済ませ、パーソナルナンバーを貰い、銀行口座を開いて電話を引く、という一連の手続きが開始できるのは最も早くても2日の水曜日である。しかも在留届と住民登録は到着してから1週間以内に済ませておく必要があるのだ。厳密に計算すると、金曜日の夜に到着しているので、既に4日分損している計算になる。

しかも問題はそれだけではない。

6日の日曜日には、ソルトレイクシティで開催される国際学会に向けて出発しなければならないのだ。誰も私に連絡が取れないという状態になってしまうのは問題がある。

と言うわけで、 Åhlens Cityの道の反対側にある安売電気店で購入することに決めたのだ。 IDを持っていないので、正規に加入するのではなくプリペイドである。店員の説明によると、SIMをカードから折り取って携帯のスロットに入れ、 210に電話してアナウンスに従えば良いと言われたのだ。

アパートに戻って言われたとおりにしてみると、果たしてアナウンスはスウェーデン語。

いったいどうすりゃいいというのだ。
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