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クリスマス・オラトリオを演奏してみる。

P1020043s.JPGナチュラルトランペット。
トランペットの古楽器で、バルブがなくて基本的に一本の筒であります。

先々週の週末、サークルの先輩であるMさんからメールがきて、「バッハのクリスマス・オラトリオを頼まれたんだけど、一緒に吹かない?」と半ば強制的に誘われたのだ(先輩の頼みは断れません)。詳細を訊くと、練習は一回だけで、いきなり本番だとのこと。しかも本番の日付まで2週間ない。トラヴェルソ(フルートの古楽器)ならばいくら先輩の頼みだったとしても断っただろうが、ピッチが440Hzということでモダンフルートでの演奏になるので引き受けることにしたのだ。前回のカンタータに引き続き、バッハの宗教音楽である。

だが、譜面と一緒に届いたチラシをみてびっくりした。歌はなんと淡野弓子さんの率いるハインリヒ・シュッツ合唱団だ。40年近くの歴史を持つ由緒正しい合唱団で、CDなんかも出している。「しまった、断ればよかった」と後悔しても後の祭り。腹をくくって演奏してきたのだ。何度も危ないところはあったが、何とか形にはなったようだ。

しかし、真面目一辺倒なバッハのイメージとは一味異なる、キリストの誕生の喜びにあふれる音楽は、演奏していて楽しい。新しくお知り合いになった方々もいて、やっぱり断らなくてよかったと胸をなでおろしたのだ。

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武蔵野在住の不惑研究者の備忘録。 息子と娘に嫌われないことを目標に日々過しています。

ちなみに登場人物はほとんど匿名ですが、 「御主人様(仮名)」とは私の妻で「愚息(仮名)」は息子のことです。

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