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キエフカツレツを作ってみる。


スウェーデン滞在中にロシア人学生に教えて貰ったキエフカツレツがどうしても食べたくなった。コロッケのようなのをナイフで切ると、中に仕込んである香料入りのバターがトロリとでてくるロシアの料理である。愛・地球博ではパビリオンで食することが出来たようだが、それだけのために愛知に行くのもナンだなぁと思う。もっとも、博覧会はとうの昔に終わっているんだけどね。ということで、自家製キエフカツレツに挑戦してみることにした。

レシピそのものは、http://www.recipeland.com/recipe/33063/http://www.cooksrecipes.com/poultry/chicken-kiev-02-recipe.htmlあたりを参考にした。

用意するのは基本的に、鳥の胸肉、バター、刻みニンニク、パセリ、ディル(dill)、卵、小麦粉、パン粉、塩コショウ。胸肉の変わりに「ササミ」と書いてあるレシピもあるが、国内のスーパーで手に入るササミではちょっと小さいと思われる。

下準備:まず胸肉は皮をとり、ナイフを入れて半分に開く。このとき完全に切り離すと、バターが包みにくくなるので、本当に魚を開くようにすると良い。開いた肉に塩コショウをして下味をつけ、バターを大さじ1~2杯を乗せる。そこに刻みニンニク、ディルとパセリを適量(結構多めに入れたほうが風味がでて美味しい)ふりかける。ディルは癖があって御主人様(仮名)があまり好まないので、我が家ではパセリの量を多めにした。刻みニンニクの量はお好みに応じて。我が家はニンニク好きなので半欠片ぐらい刻んだ。そうして、乗せた香料とバターを包み込み、楊枝で留める。揚げている最中にバターが流れ出ないように、内容物は完全に包み込むように注意すること。こうして出来たものにカツレツの要領で衣をつける。やはり内容物が流れ出ないように衣は厚めにつける。下準備は完了したので、これを冷蔵庫に入れて1時間ほど冷やす。

調理:十分冷やしたら、180℃の植物油でじっくり5分ぐらい揚げる。我が家は鶏肉が生のままだったのが嫌だったので、更に電子レンジで3分ほど加熱した。この料理ばかりは、(バターが流れ出てしまうから)串を刺したり切ったりして熱の通りをチェックすることができないから、十分熱を通しておきたい。調理は出来るだけ食べる直前にして、熱々のものを食べたい。

ということで、初めて作る割にはうまく行ったような気がする。おもてなし料理として使えるかも。手間がかかりすぎるのが難点だが。

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武蔵野在住の不惑研究者の備忘録。 息子と娘に嫌われないことを目標に日々過しています。

ちなみに登場人物はほとんど匿名ですが、 「御主人様(仮名)」とは私の妻で「愚息(仮名)」は息子のことです。

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