1999年9月前半の「がまんしましょう。」


99.09.17,Fri

世の中には、いろんな猿がいる。ドリフト猿、シューティング猿、DDR猿、 さるゲッチュ猿など。おっと、これは全部ゲーム関係か (分からない人は、分からなくても人生に損失はない)。

ところで、イソターネットの世界には、日記猿というのがいるらしい。 私が確認したところでは、 「日記猿人」 なる場所に巣食っている。つまり、この人達は日記を書く猿なのだ。 うーん、ちと違うか。

ランキングの上の方から順に読んでみると人気のあるものや、 日記の傾向が大体分かるが、一口に日記と言ってもエッセイ的なモノ、 完全な読みモノ、自分のためのモノなど、いろいろな形があることが分かる。 webに日記を載せると言うことは結構勇気のいるし、 毎日更新するのも大変な労力をつぎこんでいるに違いない。 文字中毒な自分としてはこれは喜ばしいばかりなのだが。

かくゆう私もこんなモノを書いているが、明記してあるとおり、 これは忘備録である。 だから、他人が読むことが第一目的ではない。 第一目的ではないが、 他人が読んでも構わない様な形にはしておきたいと心がけている。 が、日記猿人に載せようなんて大それた事は今のところあまり考えたくないのだ。 そもそも、このページは読みモノとしてはタイシテ面白くもないしネ。


99.09.18,Sat

コクモウカズウシが当たったのである。

ラピュタンの練習後に、 特に用もないのにいつもどおりU村宅でうだうだしていたら、 旦那さんが帰宅してきたのだ。 話の流れで、夕飯に焼肉をI澤氏と夫妻で食べることになった。

瑞穂のA楽亭は、午後7時の食事時のピークというのに、何故か客がほとんどおらず、 実に寒々としていた。気を取り直して着席し、肉と共に生ビールを頼む。 練習後のビールは、また格別の味なのだ。 それはさておき、ビールと共に、やってきたのは派手な色のダンボール箱。 生ビールを頼むとクジを引かせてもらえるらしいのだ。 拾い上げた名刺サイズの紙の銀どころをコインで擦ると、 出てきたのは「コクモウカズウシ」であった。 更に擦ると,「特賞」とある。

なんと、特賞が当たったらしいのだ。いつもハズレクジばかり引く私が、 なんと特賞を当ててしまったのだ。しかも、コクモウカズウシがあたったのだ。 何がナンだか良く分からんが、当たったのだ。それって、うまいのか?

「クロゲワギュウが当たるなんてすごい!」と、U村氏がメニューを差し出してくれた。 なんと3,980円のシロモノらしい。しかし、その時、気づいたのだ。 どうも「黒毛和牛」はクロゲワギュウと読むらしい。 帰国子女はこれだから困るのだ。漢字の勉強をしないと。

ちなみに、瑞穂のA楽亭の名誉のために付け加えておくと、 我々が店を出る21時頃にはほぼ満席だった。 どうやら、焼肉消費人口のほとんどは夕飯が遅いようである。


99.09.19,Sun

本日は、 ラ・フォンテーヌの演奏会だったのだ。しかも、CD発売記念コンサート。 結成当初から演奏会に通っている私としては、 CD発売までの道のりを考えると、感極まって涙するほどだ。 場所はTOC。そう、有名な東京卸売センターだ。 違うか。東京オペラシティだ。

うーん、嘘は良くないな。「涙する」と言う部分は嘘だ。 ま、非常にプロフェッショナルな舞台マナー、巧みな話術、 隙のない演奏技術、大胆な音楽性、客を楽しませるアンコール、 どれをとっても素晴らしいアンサンブルであることには変わりない。 「将来の古楽界を背負って立つ若きホープ」なんていうありきたりな言葉が、 正にぴったりな人達なのだ。本人達は、そんなこと言われたくないだろうけどね。 記念に、CDにサインを貰ってしまうぐらい嬉しかったのだ。 ええと、友達にそういうことお願いするなって。

ただ、一つ思ったことがある。古楽業界というのは狭い世界で、 ただでさえ狭いクラシック音楽業界のなかでも特殊な分野なので、 「知合いの知合い」は、いずれ「知合い」になってしまう。 つまり、足を突っ込んだ人の数が少ないので、自然と顔見知りになってしまうのだ。 演奏会にきている人達の顔を見ても、「あ、どっかで見たことがあるな」とか、 そういう風になってしまう。悪く言えば「客の使い回し」である。 これが、もっと進むと、最悪の場合、 客と演奏家が(悪い意味で)「慣れあい」の演奏会になってしまう。 こういう慣れあいの演奏活動になってしまうのも、考えもんだ。

強調しておくが、別に、 ラ・フォンテーヌが慣れあいで演奏活動していると言う意味ではない。 古楽業界一般と言う意味で、ふと考えさせられただけだ。


99.09.20,Mon

長年の謎が解けた。 ようやく判明したのである。

まぁ、分かったところでどうってことはないのだが、 117のアナウンスをやっている人の正体が分かったのだ。 そう、117の時報アナウンスの人である。 夜中にやっている『社会の窓』という番組で発覚したのだ。 その人の名前は、中村敬子さんという方で、 他にもNTTドコモの「留守番サービスセンターに接続します」等のアナウンスも しているらしい。

しかし、この人は大変気の長い人に違いない。 いくら仕事とは言え、休憩もなしに、 24時間の時刻をぶっ続けで録音しているのだ。 『社会の窓』ネタではないが、愚痴も言いたくなるだろう。 だが、私が聞いたことのある部分では、少なくとも愚痴は入っていない。 素晴らしい。めちゃくちゃ仕事に忠実な人なのだ。

って、少し考えれば、編集合成だって分かるだろ。

ちなみに、編集合成とは、音声の部分部分を切り出してきて、 それを任意の順番でくっつけて意味のある文章を構成することだ。 たとえば、午後、午前、1時〜12時、1分〜60分、10,20,30,40,50秒、 「ちょうど」などを、それぞれ別々に録音し、 任意につなげれば意図通りの時間を喋らせることが可能になる。

そもそも、24時間ぶっ続けで喋らせたら、労働基準法に違反してしまうではないか。


99.09.23,Thu

とんだ間違いをしでかしたのだ。

F島さんに頼んでおいた楽器がいよいよ出来てくるとのことなので、 松明堂で待ち合わせる。 彼はM浦さんなどと一緒に、本番があるらしい。 「演奏会の終了時間に来てもらえばいい」という話だったので、 出演者の皆さんに失礼だなと思いつつも、16:00を目指して行ったのだ。

世の中は、お彼岸week真っ只中である。私の自宅の北と南には大きな霊園があり、 ちょうどそれらに挟まれた土地ゆえ、家の前の街道には「お彼岸渋滞」が発生する。 びっちりと車が並び、車で移動するより、歩いて移動する方が断然有利な状態になる。 まぁ、例年のこうであるから、地元の人達はこの時期、当然車なんかでは出かけない。 私もそれに倣い、西武線の駅まで自転車で行き、下り方面の電車に飛び乗ったのだ。

ということで、西所沢の改札をでる。 とりあえず、F島さんに駅についた旨をケータイに連絡する。

「もしもし」
「もしもし、演奏会はもう終わったよ。今何処にいるの?」
「えっと、西所沢の駅前です。」
「はぁ?」

周りの景色を眺めていたのだが、何かおかしい。

「え、えっと松明堂ってどこでしたっけ?」
所沢。」

がーん。


99.09.24,Fri

今日はドレスを合わせたのだ。

念のため言っておくが、別に私がドレスを着るわけではない。

ご主人様(予定)が着るのだ。 まぁ、ご主人様(予定)が私とどういう関係があって、 なぜその人がドレスを着るのかは、実はどうでも良いことなので、ほっておこう。

とにかく、このフェーン現象で異様に上昇した気温の中、 世間様は汗水たらして働いていらっしゃるというのに、 未消化の年休を消化すべく休みを取って、エアコンの良く効いた 銀座の小洒落た店でご主人様(予定)のお母様と一緒に座って、 その人がドレスを選ぶのを眺めるハメになってしまったのだ。 そう言えば,以前もこんなことがあったぞ。デジャブーなのか?

ご主人様(予定)は「今日こそ決めて帰る」と宣言なさるのは良いのだが、 だからと言って、4着も着替えないで欲しいのだ。延々3時間もかかってしまったのだ。 まぁ、でも、結果的には皆が納得するモノに落ち着いたから、 その苦労も報われて良かったんだけどね。めでたしめでたし。

帰りに、昨日聴けなかったプログラムを聴きに、 同仁教会に行く。昨日の面子が、昨日と同じモノを今度は都心で演奏するのだ。 もっとも、私のメインの目的は、F島さんに最終調整をしてもらった楽器を、 今度こそ受け取りに行くことだったのだが。

しかし、I淵さんのチェンバロは上手だった。 こんなこと言ったら他の出演者に失礼かもしれんが、 今日のプログラムの中で、一番良かったのではないかなぁ。

帰り際、「御天」というラーメン屋に足を運ぶ。 本格的な博多ラーメンが食べられるとのことだったのだ。 確かに、本格的で、実に美味なり。また行こう。


99.09.25,Sat

下見である。

季節がら、月見と勘違いしてしまいそうだが、見である。 ちょっと事情があって、12月より家を出なければならないのだが、 今後住む所には家具がないのだ。というわけで、家具の下見である。

手始めに、近くの甲州街道沿いのMウチなる家具屋に行く。 フロアがめちゃくちゃ広い。しかも客がいないのだ。 店員は暇そうにぶうらぶうらしているのだが、 私達が行ったフロアには客が一人としていなかったのだ。これは実に不安だ。 もっとも、店の名誉のために言っておくが、 散々見た後に帰る頃には「これから結婚します」という雰囲気のカップルが 山ほどぶうらぶうらしていたんだけどね。

次に、お台場に向かう。そう、とれんでぃスポットのお台場だ。 目的は、ここにどでかいショールームを構えているO塚家具 (伏字になっていない)である。「とりあえず行っとけ」 と親にも勧められたので行く気になったのだが、行って驚いた。 だだっ広い建物の、3階から7階まで全部この家具屋のフロアなのだ。 すごすぎる。で、このショールームは、なんと会員制なのだ。 名前や住所を書かないと入れさせてもらえないのだ。

仕方がないので、名前や住所を書くと、おねぇさんが案内してくれるという。 うーむ、説明攻めにして、何やら高いものを売りつけようという魂胆か。 だが、急に走り出して、 そのおねぇさんをぶっちぎって逃げるのもオトナゲないし、 何しろ敵は私の名前も住所も押さえているのだ。しかも一人ではない。 ここは、おとなしく言う事を聞いておいた方がよさそうだ。 という訳で、このおねぇさんの後についてショールーム内をまわる。

案の定、目ン玉が飛び出そうなぐらい値段のついた高級家具を見せてまわられる。 値札には「定価」と「会員価格」が書かれてあるが、 「会員価格」でも卒倒しそうな値段だ。そうか。高い値段を嫌というほど見せて、 金銭感覚を麻痺させてところに、高いものを売りつけようという魂胆か。 小手調べの高級家具のエリアからでて、だんだん身近な値段になってくる。 だが、普通の市場価格よりは高いのだ。そんなことではだまされないぞ。

ということで、O塚家具のショールームからは何も買わないで出てきたのだ。 だが、帰り際、何故か「特別に」発行された会員カードを貰うことができた。 うれしいのだ。

ん? なんか、だまされていないか?


99.09.26,Sun

またもや、下見である。

今度は電化製品である。いくら電化製品だからと言って、 いきなり秋葉原なんかに乗り込んだりしたら、物欲が暴走して、 ハードディスクなんか買い込んでしまいそうなので、 近くの大型電気店に足を運ぶことにした。 そもそも、昨日の下見でくたびれているので、 あまり人のいるところに行きたくなかったのだ。

まぁ、もっぱら、カタログを、がさがさとかき集め、 その店の値段を書きこみ、店員の説明攻撃をかわし、 疾風のように去っていくを繰り返したのだが。

あれ、「疾風のように去った」ら、ますますくたびれるんじゃないか?


99.09.27,Mon

メモリの値段が上がっているらしいのだ。

たいてい、PCパーツを始めとする計算機関係のモノは、 発売開始から時が経てば経つ程安くなる。 何故なら著しい技術進歩によって、良いモノのがどんどん発売されるからである。

最近、台湾中部で大地震があったことは記憶に新しいが、PC業界において、 台湾という国が重要な位置を占めていることはPC自作派な人なら周知の事実である。 ということは、壊滅的な地震が襲えば、 ヤマホドある現地の工場に大きな打撃があるのは必至である。 ということで、最近値上がり傾向にあったメモリの相場が、 どんどん上がっているのだ。

一時は、PC100(CL=2)の128MB SDRAMが1万円を切るぐらいの値段だったのに、 現在では最低価格が2万を越えている。

私が買った時は2万をようやく切った昨年の12月。 なんだかんだ言って嬉しいのだ。へへ。


99.09.29,Wed

世の中、なぜかスケルトン流行りなのだ。

元はと言えば、Appleがいけないのだ。 まずは、スケスケのケースに入れた計算機を発売して、 次はケースをゴレンジャーの如く5色に塗って発売した。 その後、G3というシリーズ微妙に透けたケーシングによって、 秀逸なデザインの計算機を発売した。今、アキバでMac専門店と言われる店に行けば、 間違いなく半透明なケースに入った周辺機器で埋め尽くされている筈だ。

ということで、あらゆる真似がはじまる。 Sotecという会社に至っては、 iMacに良く似たオールインワンパソコンを発売して、Appleに訴えられてしまい、 販売禁止の処分を受けたぐらいなのだ。

Palmも、 PalmIIIeには スケスケモデルがあるようだし、雑誌ではスケスケな Libretto ffの写真を見つけた。

まぁ、私としては世の中の風潮として、何でもスケスケになるのは別に気にならない。 むしろ、女性の洋服がスケスケになるのなら、大歓迎だ。

ただ、世の中の人に気づいて欲しいのだ。

「スケルトン」は「透明」という意味ではなく、 「骸骨」とか「骨組み」だということに。 透けるから「透けるトン」などという安易な冗談を使うつもりでなければ、 使わないで欲しいのだ。どうしても「透ける」デザインを横文字で言いたければ、 「トランスルーセント」という言葉を使った方が良いのだ。


99.09.30,Thu

ホンジャマカなのか?

というのも、実家には、公開していない電話番号でファックスがある。 そこに電話をかけてきた人がいた。

ぴー

「こんにちは〜、イシヅカで〜す。お久しぶりです。 いらっしゃらないようなので、またお電話しま〜す。」

ぴー

という内容だ。少なくとも、私の知合いにはイシヅカという人はいないし、 家族の誰も心あたりがないと言う。ただ、私はこの口調に記憶があった。 そう。ホンジャマカの一人、石塚氏である。 最近、身体は大きいのに、相方のめぐみばかりが目立つ。 両方とも専らピンで動くことが多いようだ。 最近、石塚氏も朝のワイドショーで姿を見かけるようになり、 実はほっとしていたところだった。

しかし、アレは本当にホンジャマカの石塚氏なのか? それにしても地味な活動だ。


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Last modified: Sat May 22 20:00:30 JST 2004
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